タコブログ Written by Tako

Web3.0とは?【超初心者向けに未来のテクノロジーを解説する】

Crypto

こんにちは、タコです。

今回は、Web3.0について解説します。

Web3.0の概念

中央集権組織による支配からの解放を求める概念

ブロックチェーンをはじめとする分散型ネットワークを活用した、非中央集権型のWeb3.0と呼ばれる新しい次世代のWebのあり方です。

現在のインターネット世界では、GAFAと呼ばれる巨大企業が市場を独占しており、個人のコンテンツが搾取されています。

インスタグラムを例にすると、世界にも例を見ないような素晴らしい写真を撮影し、インスタグラムのアプリ内に投稿すると、その写真の所有権はFacebook社に移ってしまいます。(会員登録の際の規約で書かれています)

Kindle本を出版した時も同じことが言えます。

Amazonが、規約違反を理由に自分が頑張って書いたkindle本を全部削除しても文句は言えないのです。

YouTubeやブログなどのコンテンツも、GoogleからBanされたら終了です。

Web3.0では、コンテンツを作り出した人に所有権が存在する

上記で説明したように、今までのWeb2.0の世界では、コンテンツは巨大企業に支配されていました。

しかし、Web3.0というテクノロジーが発展すると、自分の作り出したブログや動画、イラストや音楽などのコンテンツはすべて自分のものになります。

そして、それらをWeb3.0の上のアプリ(Openseaなど)で企業を介さずに売買することが可能になります。

Web2.0(中央集権)を問題視し始めた世界

Web2.0の世界では、巨大企業が世界中の人々を支配しているといっても過言ではありません。

なぜ、人々はこの問題点に気づいたのでしょう。

個人情報・プライバシー問題

個人情報が特定の企業に集中し、ユーザーの知らないところで、企業側が個人情報を売買したり、マーケティング(広告)に利用することで莫大な利益を得ていることが問題視されています。

クレジットカード情報やSNS投稿時の位置情報など、ユーザーに関する情報を、企業が収集、分析および売買しています。

しかし、どのような情報がいつ、誰に売買されているか、ユーザーは知る由もありません。

つまり、個人情報の管理権が企業に存在しており、個人の人権が果たして守られているのか疑問に感じ始めたのです。

Web3.0は中央権力が存在しない

Web3.0の世界では中央権力(FacebookやGoogle)が存在しません。

web2.0の世界では、政府や銀行、企業に仲介されないとつながることはできませんでした。

しかしWeb3.0では、世界中のすべての人が仲介をされずに、直接つながる世界が実現できます。

では、なぜ直接つながれるのでしょうか。

ブロックチェーン技術の発展

ブロックチェーンは、2008年にサトシ・ナカモトによって提唱された仮想通貨ネットワークの中核技術として誕生しました。

ブロックチェーンの技術の中でP2P(Peer to Peer)という技術があります。

これは人と人をブロックチェーン上で直接つなげる技術のことです。

今までは、海外送金や給料の振り込みなどは銀行を介してしか実行できず、無駄に手数料を銀行に払っていました。

しかし、このP2P(Peer to Peer)という技術が普及すれば、銀行を介さず、その場でお金を送ることができます。

さらには、いままではインスタグラムのアプリ上でしかつながれなかったフォトグラファーや歌手などのアーティストも、ブロックチェーン上ではNFTとしてコンテンツを直接販売することもできます。

もちろん、巨大企業や銀行からの中抜きの心配は一切ありません。

Web3.0の普及は急速に進んでいる

すでに世界中でブロックチェーン技術の応用は進んでおり、具体的には、

  1. NFT
  2. 仮想通貨決済
  3. DeFi

この3つがあげられるでしょう。

Web3.0まとめ

Web3.0はだれもが自由につながって経済活動が行える未来になります。

国境を越えて、だれとでも働ける世界になります。

そして、自分の商品を地球の裏側の名前も知らない人に売ることもできるんです。

国家や巨大企業からの謎の制約を受けることもなく、自由に経済活動を行える世界が、Web3.0の世界です。

国家や企業が主体ではなく、人が主体となって生きる世界を実現させる技術こそ、Web3.0なんだと確信しています。

最後は熱く語りましたが、1日でも早く未来がやってくることを願っています。

人生は長いようで、短いですからね。